皮脂が出ないようにベビーパウダーで対策しているという方も多いんではないでしょうか?
他にもおでこに軽くベビーパウダーをつけて前髪を汗のベタつきから守るって方も。
実は私も一時期してました。
でも実はベビーパウダーはニキビ予防にはならず逆に悪化させてしまう可能性もあるんです。
その理由をお伝えします。
目次
ベビーパウダーの粒子が毛穴を防ぎニキビの原因に
ベビーパウダーの成分は鉱物などのタルクとデンプンであるコーンスターチです。
その主な使い道としては赤ちゃんからあせもやかぶれなどから守り綺麗な肌を保つ事です。
その効果から大人でも使っている人も多いですが、それがニキビ予防になるかと言えばなりません。
毛穴を防いでアクネ菌が増殖
ベビーパウダーを塗った箇所は肌がベタつかずスベスベして一見ニキビ対策にもなりそうですが、実は毛穴の中に皮脂が埋もれている状態になっています。
この「ニキビを治すのに効果的な4つの方法。予防に必要な化粧品とは?」の記事にもニキビケアに関しては詳しく書いていますが、ニキビができる原因は様々です。
その原因の1つは「毛穴が塞がる」という理由があります
毛穴が塞がるとどうなのか?答えは毛穴の中でアクネ菌が異常に繁殖してしまうのです。
そうなると当然ニキビが出来てしまいますし、ニキビの上から塗ったりなんかするとニキビが更に悪化する可能性が非常に高いのです。
ベビーパウダーではなくパウダーファンデーションを使おう
ベビーパウダーでニキビ予防が出来ない事は理解出来ましたでしょうか?
それでも化粧にファンデーションは使うからどうすればいいの?という疑問ですが、ファンデーションは保湿成分が配合されているパウダーファンデーションを使うようにしましょう。
パウダータイプのファンデーションであればクリームタイプのファンデーションとは違いアクネ菌の栄養となる油分は含まれていないですし、なおかつ保湿成分で肌に潤いまで与えてくれます。
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ベビーパウダーの正しい使い方
ここまでベビーパウダーに関してのデメリットを書いてきましたが勿論メリットもあります。
使用方法によっては肌荒れなどの肌トラブルからも防ぐ事ができるので使う際には是非有効な使い方をするようにしてください。
ベビーパウダーをつける箇所
ベビーパウダーは基本的に顔につける事はおすすめしません。
基本的には商品に記載されている通りあせもやかぶれに有効なものなので、体の中の汗がなどがたまりやすい場所に塗るようにしましょう。
例えば胸の下やお尻なんかに使うのが効果的ですね。
おでこに塗ると前髪がべたつかない
夏場は汗でおでこがベタベタになりますよね。
その汗が前髪がベタついてしまって折角キメてきた前髪も崩れてしまいます。
そんな時にもベビーパウダーは有効的です。
おでこに少しパウダーを塗っておけば長時間サラサラのままでいられるので前髪が崩れる心配もありません。
ベビーパウダーの付け方
どのようなパウダーでも同様ですが、パウダーにはパフがつきものです。
取り出したパフにはパウダーがたくさん付いている箇所とそうではない箇所があるのでかなりムラがあります。
そのムラをなくすために先ずはパフに付いているパウダーを手やティッシュなどに払い落とします。
その後パフを内側に揉み込んで全体的に均一になるようにパウダーを行き渡らせるようにしましょう。
そうするとバランスよくパウダーを肌に塗ることが出来ます。
ベビーパウダーとニキビの関係まとめ
化粧崩れがしにくくて肌がサラサラになってと一見重宝するように見えるベビーパウダーですが、顔に塗るには非常にデメリットが多く肌荒れが悪化する原因となってしまうのです。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSで一時的にでも話題になると「周りのみんなもやってるし話題だから本当に効果があるんだろうなー」と何の根拠もない使い方やスキンケア方法が流行ってしまうのが今の世の中です。
ハッキリとした出どころも分からないまま安易なスキンケア方法なんかには飛びつかず、しっかりと正しいスキンケアをするように心がけていきましょう。
また、もしどうしてもベビーパウダーを使いたいという時には必ずその後の洗顔をしっかり行うことをおすすめします。