クレンジングから洗顔、化粧水、美容液に乳液と様々なスキンケアグッズがありますが
スキンケアは正しい手順と正しい方法で利用していかないとせっかくの効果も薄れてしまいます。
間違ったスキンケア方法を正し、1週間で効果を実感しましょう。
目次
スキンケアの順番と使い方
スキンケアアイテムを使う手順は以下の通りです。
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液とクリーム
- UVケア
順番が間違っていなくても使い方を誤っていれば意味はありません、
まずスキンケアをするタイミングは朝と夜とで2回ありますがその際に以下のような行為を行なっていませんか?
- 肌に合っていないスキンケアアイテムを利用している
- ゴシゴシと力強く擦っている
- 節約のため量を少なめに使用している
- 一つ一つに時間をかけすぎている
- 部位によって正しいスキンケアができていない
このような間違ったスキンケアを行なっていると逆に肌に悪い事をしている事になってしまいます。
高価な化粧品を使ってもいまいち実感出来無いと感じている方もまず正しい手順を踏み、
1週間で効果を実感してみましょう。
クレンジング剤の使い方と選び方
メイクを落とすためにはクレンジングが必要です。
そのメイクを落とすためには油分が必要な為クレンジングには水と油分をなじませる「界面活性剤」が配合されています。
この界面活性剤と水との配合の配合量によってオイルタイプのクレンジグとクリームタイプのクレンジングとで分けられます。
どんな種類のクレンジグがおすすめ?
クレンジングには複数の種類があります、
以下がメイクを落とす力が強い順番です。
↑強い
- シートタイプ
- オイルタイプ
- ジェルタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
↓弱い
上記の表のような順番で強さが違ってきますが、メイクを落とす力が強いという事は肌への刺激も強いという事に繋がります。
メイクが濃い特別な日であればシートタイプやオイルタイプなどもいいかと思いますが、
普段のメイク落としの為に利用するクレンジング剤はクリームタイプがオススメです。
クレンジングの正しい使い方
正しい方法でメイクを落としましょう。
- 説明書に記載されている量のクレンジング料を手に取る。
- 額から鼻先にかけてのTゾーンに指の腹を使いなじませていく。
- またクレンジング料を手に取り頬と顎のU字ゾーンになじませていく。
- 目元や口元など皮膚の弱い部分に丁寧に優しくなじませていきます。
- 最後にぬるま湯でメイクとクレンジング料を洗い流します。
クレンジングを使う際に力強くゴシゴシしたり量をケチったり時間をかけすぎたりしないように注意しましょう。
また寒い時期だからといって熱いお湯を使うと肌が乾燥してしまいます。
マスカラや口紅の落とし方
マスカラや口紅など落ちにくい化粧品を落とす為には「リムーバー」を使いましょう。
正しリムーバーであれでばどれでもいいという訳ではなく、専用のリムーバーを選ぶ事をオススメします。
また使用時にはコットンにリムーバーを染み込ませ、目と口元に1分ほどなじませます。
その後肌をこすらずにゆっくりとコットンを動かして拭い取るようにしましょう。
洗顔料の使い方と選び方
洗顔は1日過ごして顔に付着した汚れ、ほこり、煙、汗などを落とす為にも必要です。
夜はもちろん、寝ている間にも汗やほこりなどはついてしまうので朝にもしっかりと洗顔をしましょう。
おすすめの洗顔料
美白や保湿などを謳い文句にしている洗顔料も多くありますが、結果的に洗顔剤は洗い流してしまうのであまり意味はありません。
- 洗顔フォーム
- パウダータイプ
- 泡タイプ
- 泡立たないタイプ
- 固形石鹸
洗顔料には上記のような種類がありますがオススメしたいのは「固形石鹸」タイプです。
理由としては他のタイプに比べてもしっかりと余分な汚れをおとしてくれるからで、特にオイリー肌の人にオススメです。
また「泡立たないタイプ」の洗顔料は肌荒れがひどい人以外にはオススメ出来ません。
正しい洗顔の仕方
洗顔もやり方によっては肌を傷つけてしまうので注意しましょう。
- ぬるま湯で顔を濡らす。
- 洗顔料を適量に取り泡立てる。
- 汗のかきやすい額と穴のTゾーンに泡を乗せ、円を描くように軽くなじませていきます。
- 頬と顎にも同様に泡をなじませていき、最後に口元と目元にもなじませていきます。
- 最後はぬるま湯で洗顔剤が残ら無いようしっかり丁寧に洗い流します。
しっかりと泡だて無いと摩擦で肌を傷つけてしまいます。
また冷水や熱いお湯ですすいでしまうと肌が荒れる一因となってしまうので注意です。
化粧水の使い方と選び方
化粧水は乾いた肌に水分を補充と思われがちですが、化粧水の成分の大半が水です。
水の中には保湿成分はあまり配合できないので保湿効果は余り期待できません、なので保湿は別の基礎化粧品で補いましょう。
おすすめの化粧水
基本的に化粧水に関してはご自身の好みで選んでもいいと思います。
ただその中であえてオススメするのであれば「ビタミンC誘導体」が配合されている化粧水です。
ビタミンC誘導体には肌をツヤっとして毛穴の引き締めてくれる効果などがあります、
ビタミンCはクリームなどに配合するより水に配合した方が肌に吸収されやすいのでおすすめです。
正しい化粧水の付け方
化粧水をつけるのにコットンは不要です、
コットンを使ってはいけない訳では無いですがコットンの繊維によって肌を傷つけてしまう可能性もあるので注意しましょう。
- 手のひらに適量の化粧水を取る。
- 手のひらで顔全体に化粧水をなじませ、最後に目の周りとフェイスラインにそって軽くなじませていきましょう
男性の方に多いようですが、手で顔をパチパチと叩いたりしてしまうとシミなどの原因になるので注意しましょう。
また大量になんども化粧水をつけても肌の深くまで浸透する訳では無いのでバシャバシャ使う必要はありません。
美容液の使い方と選び方
美容液の役割としては保湿や美白など肌に栄養を与える成分が多く配合されています、その中でも重要なのがセラミド成分です。
スキンケア用品の中でも特に重要なものなので、美容液でしっかりと肌に有効成分を補充しましょう。
オススメの美容液
お店には様々な効果を謳っている美容液が販売されています。
- 保湿美容液
- 美白美容液
- アンチエイジング美容液
など様々ですが、自身の目的にあった美容液を選びましょう。
例えば保湿が目的であれば保水力に優れている「ヒト型セラミド」が配合されている保湿美容液がおすすめです。
セラミドは化粧水には配合しにくいのですが、美容液であれば配合されやすいので効果的です。
また美白を目的とするのであれば「ビタミンC誘導体」や「アルブチン」などが配合されているとシミの元となるメラニンの生成をブロックしてくれるので、それらの成分が配合されている美容液を選択しましょう。
正しい美容液の付け方
- 説明書に記載されている適量の美容液を手に取ります。
- 手のひらに美容液を広げ、抑えるように頬からなじませます。
- 次に目の周りや小鼻などにもなじませていきます。
- 顔全体の美容液を顔の内側から外側に向けてなじませていきます、顎の美容液は外から内側になじませます。
- 最後に目の周りとフェイスラインの美容液を手で抑えなじませて終わりです。
- 塗る量は適量をしっかりと取りましょう
- 顔の一部に塗るだけでは効果が望めません
- 2種類の美容液を使用する場合は塗る順番に注意しましょう
乳液とクリームの付け方と選び方
乳液を使用する目的は油分の補充です。
若い頃は皮脂に油分が十分にありますが、年を重ねると油分が低下してしまうのでそれを補うためにも乳液やクリームを使うことが必要となってきます。
若いうちは皮脂の分泌量が十分なので油分があまり多く無い乳液を選びましょう。
オススメの乳液とクリーム
乳液を使用するのであれば保湿目的の為にこちらも「セラミド」が配合された乳液がオススメです。
クリームであれば油分を補うためにもシンプルでコクのあるクリームを使用しましょう、
値段的にも1000円から3000円程度のもので十分です。
またシワが気になる方には「レチノール」が配合されているもの、シミが気になる方には「油溶性甘草エキス」が配合されているものを選びましょう。
正しい乳液の使い方
- 説明書に記載されている適量を手に取り、手のひらに伸ばし頬からあげてなじませます。
- その後目の周り、口元にものばしてなじませましょう。
正しいクリームの使い方
- 適量のクリームを薬指に取り目元と口元に優しくなじませます。
- 最後に塗った目元と口元にトントンと優しく叩いてなじませます。
また油分が多すぎてもテカリの原因になりますので大量につけすぎないように気をつけてください。
UVケア/日焼け止めの使い方と選び方
紫外線は肌の老化は早めます、UVケアをしていないと紫外線を浴びた肌は肌を守ろうとメラニン色素を作り出しますが
それが要因でシミの原因になってしまいます。
また肌の弾力を守っているコラーゲンも気をつけてしまいシワやたるみの原因にもなってしまいます。
UVケア用品の選び方
紫外線にはA派とB派がありますがどちらも肌の老化の原因になります。
どちらの種類も肌から防ぐ必要があるのですが、そのカット効果を示すのが「SPF」と「PA」です。
SPFはB派の紫外線を防ぐ効果がありますが量が少ないと効果は望めません、
PAはA派をカットする効果があり商品に記載されている「+」はPAの効果の高さを表していて「+」が多いほど効果が高く最大で「++++」まであります。
以上のことからSPFもPAも数値の高いものが効果も高いですが、肌への負担も大きくなるので夏の海などアウトドアで使う時以外の普段使いや屋内で過ごすことが多い日は低めのものを利用しましょう。
UVケアの塗り方
- 適量を日焼け止めを手に取り、顔全体に塗ります。
- 塗った日焼け止めを丁寧に伸ばします。
- シミのできやすい頬骨あたりに重ね付けをします。
- 最後にファンデーションを重ねて終了です。
基礎化粧品を使う順番と効果や選び方のまとめ
長くなりましたがいかがだったでしょうか?
今まで間違ったスキンケアをしていませんでしたか?
もし誤った使い方や商品選びをしていたのであれば今日から見直していきましょう。
用法用量を守って使用しましょう。
また自分に合う化粧品が不明な場合は販売員に相談するのも一つの手です。