外出時はもちろん寝ている間も顔にはほこり汚れや古い角質、皮脂汚れと顔には不純物が色々とついてそれが雑菌の餌となってしまい肌荒れの原因となってしまいます。
それらはクレンジングでは全部落とすことはできません、顔についた様々な汚れを落とすためには洗顔料が必要です。
ではどんな洗顔剤を使えばいいのか?自分にあった洗顔の仕方はどうすればいいのか?解説していきます。
美々子
ひよこ先生
目次
透明の石鹸と不透明の石鹸の違い
洗顔料といっても様々な種類があります。
- 固形石鹸(余分な油を含まない)
- 洗顔フォーム(油分が多めに含まれていて肌に油膜を残す)
- 泡タイプ(界面活性剤が配合されているものが多い)
- ジェルタイプ(泡立たず洗浄力が弱い)
- パウダータイプ(洗顔フォームと同様)
- ミルクタイプ
これらのいずれかを使ってるとは思うのですが、おすすめの洗顔剤は固形石鹸です。
泡が立ちやすい洗顔フォームタイプや泡タイプは非常に使いやすいですが、モコモコすぎる泡は肌の負担になってしまっている可能性があります。
こういった泡の立ちやすいタイプの洗顔料は洗浄成分や洗浄力の強い成分が多く配合されているので、肌の潤い成分までもがはぎ取られてしまい乾燥肌の方などが使うと更に肌のカサカサが進行して肌トラブルの原因ともなってしまうのです。
その逆に固形石鹸での洗顔は汚れはもちろんしっかりと落として肌に必要な成分は残しつつ、余分なものが残らない洗浄が出来るのです。
この余分なものというのは潤い成分でできる膜のようなもののことです。
この膜があると肌に油膜を張ったような状態になり洗顔の後に使う化粧品の浸透の妨げになってしまうのです。なのでそういった膜を張った状態にしないシンプルな固形石鹸がおすすめなのです。
乾燥肌の方におすすめなのは透明な固形石鹸
固形石鹸には透明なものと不透明のものがあります。
乾燥肌の方には透明な固形石鹸がおすすめです。
透明な固形石鹸は不透明なものよりも水分量が多く含まれていて保湿成分もたっぷりと配合されています。
その分値段は少し高めですが肌の乾燥を防ぎたいのなら透明タイプの固形石鹸を使用するようにしましょう。
オイリー肌におすすめなのは不透明な固形石鹸
オイリー肌の方は逆に不透明なタイプの固形石鹸がおすすめです。
不透明タイプの石鹸は洗浄力が高く水分の配合率も透明タイプより低いのでニキビ予防にもなります。
逆にオイリー肌の方が泡立ちのいい洗顔料で洗うと油分などが原因でニキビや肌トラブルの元になったり悪化させてしまうので注意しましょう。
洗顔石鹸の正しい使い方
洗顔用石鹸は実はそれほど泡だてなくてもいいんです。
逆にあまり泡だてすぎると場合によっては洗浄力が強すぎて肌の負担になってしまうケースもあります。
正しい洗顔方法
洗顔料を顔につけてゴシゴシ洗ってしまうのは間違いです。
やりすぎた洗顔は肌の水分を保つ成分や必要量の皮脂までも洗い流してしまいます。
そうすると肌自体が痛んでしまい、その後入念なスキンケアをしても思い通りの効果を得られず紫外線のダメージをモロにい受けてしまう形になってしまうのでそうならない為にも正しい洗顔方法を行うことが大事なのです。
おすすめする洗顔方法は皮脂の多いTゾーンに泡だてた洗顔料を乗せて、その泡を顔全体に伸ばしてからすすぐというやり方です。
このように顔をこすらずに洗う方法を行うと肌への負担が最小限ですみます。
また石鹸を泡立てる際はいきなり泡だてネットを使わずにある程度手で泡だててから使うようにしましょう。
洗顔ネットを使うと石鹸の使用量が多くなってしまうのでその分肌への負担も大きくなってしまうからです。
優しい泡だて方
乾燥肌の方が皮脂の強い洗顔料で大量の泡を作って皮脂を落としすぎてしまうと潤い成分がはぎとられて、更にかさつき乾燥肌が進行してしまう事もあります。
泡の立て方で洗顔の効果は大幅に変わります、正しい泡だて方はこちらです。
- 両手を水で軽く濡らします。
- 適量を洗顔料を利き手と反対の手に取り、石鹸を5、6回手の中で転がして水を少量加えて手に取った洗顔料と水をなじませます。
- 洗顔料の入っている手をくぼませて器のようにして泡だて器でメレンゲを泡立てるようにすくい上げながら空気を巻き込みつつ泡だてます。
- 片手全体にふんわりのる程度の泡ができれば完成です。
- 泡だての目安は手と手を重ね合わせた間に泡のクッションができる程度が理想です。
この泡をTゾーンに乗せて泡を顔全体に伸ばしながら、顔全体に行き渡ったら適温のお湯で泡をすすぎましょう。
その際に泡は残らないようにしっかりと洗い流すようにしてください。
それと顔を洗う前には必ず手も洗ってくださいね、そうしないと手についた汚れや雑菌などが顔にもついて肌荒れの原因になってしまう可能性もありますよ。
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