冬は外はもちろん室内でも暖房器具などのせいで空気が乾燥してしまいます。
そうなると肌への影響も気になるところ。
そこでパッと思いつくのが湿度をあげる加湿器です。
ただその加湿器は本当に肌に潤いを与えてくれるのでしょうか?
目次
加湿器が肌を乾燥させ肌荒れが起こる理由
加湿器から水蒸気が出てそれが肌に水分が与えられます、そうすると常に顔が水分で満たされているような気分にはなりますがそれは大きな間違いです。
水分が蒸発して乾燥する
普段朝晩に洗顔した後に化粧水や美容液など保湿をしますが逆に洗顔後に何もしないとなると顔についた水分が蒸発すると同時に肌本来が持っている水分まで持っていかれるのです。
それと同様に加湿器で一時的に肌が潤ったとしてもその後何もしないとなると結局のところ加湿器によって与えられた水分以上に乾燥してしまうのです。
加湿器の水が劣化する
常に循環している水道水から出る水と違い、加湿器に入れた水はすぐになくなるものではありません。
水は見た目的に変化はなくとも放置しておく事によって劣化していきます。
さらに加湿器を定期的にこまめに掃除しないでいるとカビてしまう可能性もあります。
湿気が高くなりカビが発生してしまうので肌にも悪影響
カビが好むのは高温多湿の環境です。
なのでやはり冬場のエアコンをつけて温度が高くなった環境で、加湿器によって湿度があがるとなるとカビが繁殖する絶好の場となります。
カビが発生しがちな加湿器
加湿器には様々なタイプがあります。
- スチーム式
- 気化式
- 超音波式
- ハイブリッド式
このような色々とあるタイプの加湿器の中でも特にカビが発生しやす加湿器があります。
それはスチーム式、超音波式です。
これらのタイプの加湿器は蒸気を送りすぎてしまうので、冷えた窓ガラスなどに水分がついてしまいその結果カビなどの菌が繁殖してしまうのです。
カビが原因で皮膚炎になってしまう
基本的に常に外気に触れている顔にはカビ菌が付着してしまいます。
さらに頭皮などにも影響があるのでかゆみやフケの原因となってしまいます。
このように肌のために使おうとした加湿器が逆に肌を悪化させる場合もあるので、肌のためではなくとも加湿器を使用する時には十分注意していただきたいです。
加湿器を使った美容まとめ
これまで加湿器のデメリットについてのお話が大半でしたが、とはいえやはりどうしても湿度はあげたいし喉のケアとかもしたいという方には是非加湿器の乾燥対策をしておいてほしいです。
加湿器を使う時の乾燥対策
加湿器を使う前後前後にはある程度のスキンケアを行うようにしましょう。
自宅にいる時や職場やオフィスで加湿器を使用しているところでは美容液や保湿クリームなどをあらかじめ肌に塗っておいて、肌から必要な水分が蒸発しないようにしておくことをおすすめします。