アメリカにはアメリカ皮膚科学会という世界最大の皮膚に関する学会があります。
その学会が肌の研究の末、提唱するスキンケア方法をご紹介。
美々子
ひよこ先生
目次
美肌の為にするべきこと
アメリカ皮膚科学会がすすめるのは経済的な3つのスキンケアです。
- 洗顔
- 保湿
- UVケア
この単純な3ステップで肌は綺麗に保たれるとのことです。
スキンケア用品の種類が多すぎると皮膚に刺激を与えてしまい逆に肌荒れの原因となってしまうので必要最低限のシンプルなスキンケアを行いましょう。
洗顔について
まずスキンケア用品を使用する前と就寝前には洗顔で肌の汚れや皮脂を洗い流します。
そうすることによって毛穴のつまりやニキビの予防になります。
もちろん肌に合った商品を選ぶことも大事で、例えばにきびになりやすい肌には「過酸化ベンゾイル」または「サリチル酸」が配合されている洗顔剤などが効果的です
- 過酸化ベンゾイルはニキビの原因菌(アクネ菌など)に対する抗菌作用があります。
- サリチル酸は微生物に対する抗菌性があり、皮膚を柔らかくさせて角質を剥がすような作用があります。
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日々必要な2つのスキンケア用品
アメリカ皮膚科学会が本当に必要なスキンケア用品は2つと言っています。
それは「日焼け止め」と「保湿」だけです。
その理由としては、もともと人間の肌はターンオーバーで皮膚が入れ替わるのでその手助けをするだけで十分な効果が得られるからです。
日焼け止めは紫外線を防ぐために必要で、保湿は乾燥を防ぐ為に必要です。
ではどのような日焼け止め、保湿化粧品を使えばいいのか?
日焼け止め
日焼け止めは広域スペクトルのもので、SPFは30以上のものを使用すれば非常に効果がありますしSPF50のものでも余り変わらないです。
ただし日焼け止めは汗などで流れ落ちてしまうので1日に何度か塗り直す必要があります、その回数を減らす為にも防水仕様の日焼け止めがおすすめです。
1日中屋外にいる時は大体2時間おきくらいに塗るのを目安にしてください。
保湿化粧品
保湿化粧品は洗顔後に使いましょう。
顔に使う保湿化粧品はオイルフリーのものやニキビができにくいものをオススメしています。
また体に塗るものは特に高価なスキンケア用品は不要で、ワセリンやココナッツオイルなど安価なもので美容液や乳液の代用が可能です。
なぜなら高い化粧品というのは殆どが広告費によって高くなるという理由と、余計な成分がいれられているからです。
もちろん必要で肌に効果のある成分も入っていますが殆どが人の肌に入っていかない成分であるという事実もあります。
スキンケア化粧品の比較実験
面白い実験もしています。
- 化粧水だけを使用したグループ
- クリームだけを塗ったクループ
- 化粧水・クリームの順番で塗ったグループ
- クリーム・化粧水の順番で塗ったグループ
このような4つのグループの肌質を比べた実験を行なったところ、「化粧水だけを使用したグループ」以外の結果は殆ど変わらなかったようです。
化粧水だけを塗っても蒸発してすぐに乾いてしまうのでそれは仕方がないとしても他の3つのグループに特に違いがないというのは少し驚きです。
この実験の結果から分かるように普段のスキンケアは基本的にクリームなどで保湿だけでもしっかりとしておけば肌にとって十分に効果は得られるということです。
レチノールで小じわ対策
小じわ対策などに有効なのが「レチノール」です。
レチノールは肌のターンオーバーを手助けする効果があるので週に1度くらいの頻度でいいので塗るようにすると効果的です。
まとめ
以上のことがアメリカ皮膚科学会がすすめる正しいスキンケア方法なのです。
美容にこだわりがある方は様々な高価な基礎化粧品を購入したり毎日大量の美容品を使用したりしている方もいると思いますがそこまでする必要は何もなく、洗顔と保湿と日焼け止め、この3つをしっかりとしていればあとは肌自身が頑張ってくれるのでスキンケアのことで深く悩む必要はないのです。
ただ、美肌は規則正しい生活を行うことやストレスを貯めないことで生まれることを忘れないでください。
このサイトでも何度もお伝えしていますが、食事・睡眠・運動とこれらの要素が綺麗な肌が作られることを忘れないようしてください。
美々子
ひよこ先生
美々子
ひよこ先生