顔にできるシワやたるみの原因の多くは紫外線です。
この紫外線に対するUVケアを怠るとどんどん肌は老化していってしまいます。
世界最大のアメリカ皮膚科学会でも肌の老化の原因は加齢によるものが20%で紫外線によるものが80%という結果が出ているようです。
出かける前に日焼け止めを塗っておけばいいでしょ?と思っていませんか?
本当に正しいUVケア方法を説明しますので参考にしてみてください。
目次
日焼け止めの効果を倍増させる正しい塗り方
肌が汚く見えるシミは作りたくないですよね。
やはり紫外線を浴び続けるとシミは急激に出来てしまいます、そんなシミを予防するためにも間違いのない日焼け止めの使い方を紹介します。
間違った日焼け止めの塗り方
- 日焼け止めを手の平にとってそれを伸ばしてから塗る
- ベタついたり白く浮くのが嫌だから少量を伸ばして塗る
- SPF値の日焼け止めを1日1度だけ塗る
以上がよくやりがちな間違った日焼け止めの塗り方です。
日焼け止めにも適量というものがあります、基本的に商品に記載されている量をしっかりと手にとって塗らなければ本来の効果は得られません。
日焼け止めは2度塗りをする
- 一円玉大を手に取り額、鼻、両ほほ、あごに分けて置いて指を使って塗り広げる
- 上記の方法をもう一度繰り返す
指を使って塗ることによってムラなく日焼け止めを塗ることが出来ます。
もしメイクが崩れるのに抵抗がある人でも頬だけはしっかりと塗るようにしましょう。
また日焼け止めは汗はもちろん皮脂などが原因で時間が経つにつれて流れ落ちていきます。
そのため1日に何度か塗り直す必要があるのですが、屋外にいる時は大体2、3時間おきくらいに塗り直すようにして更に日傘もさすようにすればUVケアはバッチリです。
塗り直しが難しい場合は効果維持力の高い日焼け止めを使おう
日焼け止めにもタイプによって違いがあります。
ジェルタイプのものや乳液タイプのものがありますがどちらを使えばいいんでしょうか?
一般的にジェルタイプの日焼け止めは吸収剤だけで作られることが多く、乳液タイプの日焼け止めは吸収剤に加えて紫外線を跳ね返す効果のある散乱剤も配合されていることが多いのです。
この散乱剤が配合されていると効果は長く維持されるので何度も塗り直すのが困難な場合はこの乳液タイプの日焼け止めを使用するようにしましょう。
散乱剤が入っているかどうかは以下の成分が入っているか確認してみてください。
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
SPF値とPAとは
日焼け止めのの宣伝とかでよく耳にするSPF値とPAって一体何なんでしょうか?
数値や+が高ければいいのでしょうか?
自分にあった数値の日焼け止めを使いましょう
SPF値で決める日焼け止めの選び方
このSPFという値は現在は最大50まであるんですが、これは紫外線に対する防止効果の高さを表しています。
SPF値が30でであれば日焼け止めを肌に1㎠辺りに2ミリグラムを塗った際に皮膚が赤くなるまでにかかる時間を30倍まで伸ばして防ぐことが出来るということになります。
例えば通常であれば20分で赤みが現れる場合であれば「20分×30分」で600分まで伸ばすことが出来ます。
SPF値が50であれば50倍までの時間を延長することが出来るんですね。
ただSPF値が高ければ高いほど皮膚への負担がかかるので、肌が弱い人はFPS値の低い日焼け止めを塗るようにしておきましょう。
PA値で決める日焼け止めの選び方
PA値というのはUVAに対する防御効果の値です。
PA値はPAから最大PA++++まであります。
この+の値がUVAに対する防御力の高さに関係してきます。
どのPA値のものを使うべきかはその日によるのですが、日中はほぼ屋内で過ごすのであれば+の数値が低いものを選びほぼ屋外で過ごすのであれば+の数値が多いものを使用するようにしましょう。
ファンデーションで紫外線対策
春先や夏場の日差しが強い時は日焼け止めを塗るだけでは紫外線対策に少し物足りないこともあります。
そんな時にはベースメイクのファンデーションで対策しましょう。
紫外線カット剤が入っているファンデーションを使う
ベースメイクアイテムの中には紫外線対策用のものあります。
このベースメイクアイテムの上に日焼け止めを塗ることによってUVケアの効果は更に上がります。
ベースメイクアイテムの中でも一番UVケア効果に優れているのは粉状のファンデーションやフェイスパウダーです。
実はパウダーには粉状の紫外線散乱剤が配合されているものがほとんどで、紫外線をしっかりと跳ね返してくれるんです。
特に日中屋外で過ごす日などはこのようなファンデーションと日焼け止めの両方を重ねて使うことによって紫外線からのダメージをかなり防ぐことができるので是非参考にしてみてください。
RMK(アールエムケー) UVパウダーファンデーション レフィル 101 11g
紫外線対策に関するまとめ
私の周りでも日中に屋外で仕事をしている人はシミやくすみが多いです。
やはりそれだけ紫外線は肌に対してダメージを与えてきているのです。
日焼けした小麦色の肌は健康的ですがそれでも肌は綺麗に保ちたいですよね。
そのためにも季節は問わずに日々UVケアは怠らずにしっかりとして行くことがあなたの肌を綺麗にする重要な要素となります。
1日になんども塗り直すのは正直なところ面倒ですが頑張っていきましょう。