近頃は女性だけではなく男性も肌のお手入れする時代、でも何も知識もなくやみくもにスキンケアをしても本当の美肌は手に入りません。
肌の仕組みをしって正しいスキンケアと何が肌にとって栄養になるのかを知ることから始めましょう。
目次
肌は新しく生まれ変わる
髪の毛は抜けては生えて成長してまた生え変わります。
それと同様に古い肌は老廃物となってその内側からまた新しい肌が生まれてきます、それをターンオーバーと呼びます。
そのお肌の理想的なターンオーバーの周期は「28日」と言われています。
そのターンオーバーの周期が遅れる事によって余分な角質が積み重なりザラザラした荒れた肌になってしまうのです。
毎日何気なく行なっているスキンケアですが肌の仕組みを知っておくとどのような生活を送るのが良いのか、そしてどのような化粧品がどの肌に効果があるのか把握する事が出来ます。
そうする事によって自分の肌にあった化粧品を上手に選ぶ事が出来、荒れた肌を改善し綺麗な肌が生まれます。
肌の肌理(キメ)とは
手の甲などをじっくりと見て下さい、そうすると三角形や四角形の模様が見えるかと思います。
この模様が「皮丘(ひきゅう)」と呼ばれる部分なのですが、皮丘の模様がくっきりと規則正しい模様を描き一つ一つの皮丘が小さい肌は肌理が細かい肌と呼ばれ肌が整っている証拠です。
この皮丘の模様が綺麗に並んでいると肌の表面がツルッと綺麗で若い肌に見えます。
肌のキメを整えるのは化粧品の効果だけでは困難です、もし基礎化粧品だけで肌を綺麗にしようとしているのでれば一度その考えを改めるところから始めましょう。
大事なのは日々の生活スタイルです。
肌にいい食事をとり、適度な運動を行い質の良い睡眠をとる事によってきめ細かい肌が作られていきます。
肌のそれぞれの仕組みと枠割
一言に肌といっても様々な要素が絡み合って肌は生まれます。
綺麗な肌を生み、育てるのはあなた次第です。
ここで肌を作る細胞の仕組みをしってどうする事が美肌に繋がるのかを解説します。
皮膚の仕組み
皮膚は一枚の膜の様に見えますが表皮と真皮と皮下組織の3つの層で出来ています。
この表皮と真皮を合わせても約2mmしかありません、
この薄い皮膜を傷つけない為にも体を洗う時や洗顔をする時のお手入れは優しくしないといけません。
表皮とは
皮膚の一番上にあるのが表皮です。
表皮は紫外線など’の外的刺激から肌を守ってくれ、潤いを保ち肌の美しさを守る役割を持っています。
真皮とは
表皮の下にある肌の土台としての役割を持っています。
真皮はコラーゲンやヒアルロン酸を支えており、そのコラーゲンが減ってしまうとシワやたるみの原因となってしまいます。
バリア機能とは
お風呂やプールなど水の中に入っても肌の中に水が入っていかないのはこの「バリア機能」が働いているからです。
肌の細胞同士をぴったりと密着させる構造によって水や異物などを防ぐ事が出来るのがこのバリア機能なのですが、
このバリア機能が弱まってしまうと外的な刺激を受けやすくなってしまい肌荒れなどの原因の一つとなります。
バリア機能には肌の内側から出る水分を蓄えておく役割を持っています、
この機能が弱まってしまうと水分が蒸発してしまい肌の潤いが失われていきます。
バリア機能が弱まる事によって肌は乾燥し、かゆみや痛みなどを感じやすくなる敏感肌となってしまいます。
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基低層とは
新しく肌の細胞を生み出すのが基低層です。
基低層は真皮を守るとても重要な役割を持っています。
シミの元となるメラニンを生成するメラノサイトとというのもあるのですが、
年を重ねると共に基低膜は衰え弱くなってしまうのでメラニンが下の真皮まで落ちてしまい表面に出てくるシミとなって残ってしまう事になってしまうのです。
若い頃はこの基低膜も強くシミも出来にくいのですが、年齢を重ねるごとに衰えてしまうのでシミなどがだんだんと出来やすくなってしまうのです。
ダイエットや不規則な生活は行わず、タンパク質などの栄養源をしっかりと取り日々規則正しい生活を心がける事によって皮膚も健康な状態をキープする事が出来ます。
繊維芽細胞とは
肌のハリや弾力をつかさどっているのがこの「繊維芽細胞」です。
この繊維芽細胞がコラーゲンやヒアルロン酸などを生み出している為に肌にハリがでるのですが
年齢と共に衰えたり減っていってしまうので、年を重ねると肌のハリや弾力がなくなってきてしまうのです。
この繊維芽細胞に活力を与える為には日々のUVケアでの紫外線対策や化粧品などでの保湿を怠らない事が大切です。
毛細血管とは
肌に栄養を運ぶのがこの「毛細血管」の役割です。
毛細血管が鉄分などが足りずに血行不良になることによって新鮮な酸素や栄養を肌に十分に運ぶことが出来なくなってしまうと肌がくすんだり乾燥してしまったりしてしまいます。
偏った食事や運動不足、喫煙、ストレスなどがお肌に悪いと言われる所以です。
スキンケアと肌の仕組みのまとめ
お肌を綺麗に保つには日頃の朝と夜のスキンケアだけではなく睡眠、運動、食生活と日々の積み重から肌は生まれていきます。
もし何か心当たりがあるようであれば一つ一つの見直しから初めていきましょう、正しい生活と正しいスキンケアを行う事によって目指すべき綺麗な美肌、理想の卵肌となって肌は生まれてきます。