唇があれる原因は様々で、乾燥、摩擦、栄養不足による血行不良などがあげられます。
このような事が原因で唇のバリア機能が低下して唇がガサガサになったりひび割れて皮がめくれてしまいます、そうすると口紅もうまく塗れまないので女性の方は特に困ってしまいます。
そんな悩みの唇荒れの治し方を紹介します。
唇を綺麗にする方法
唇は肌に比べて非常に乾燥しやすいです、その理由は唇は肌のように皮脂の分泌ができず脂で保護することができません。
また角層も非常に薄い為にすぐに荒れてめくれたりしてしまうのです。
そんな状態の時に皮をむりやりむしったりすると更に唇は荒れてしまいますし、唇を舌で舐めたりすると乾燥を加速させてしまうので普段から意識してそういったことをしないように心がけましょう。
リップクリームの塗り方
唇も肌と同じで外出時は当然紫外線を浴びるのでUVカットが出来るリップクリームを塗るようにしましょう。
塗り方としては唇の線にそって縦に塗るのが正解です、よく左右にぬりぬりしている人を見かけますがこの塗り方は唇にとって刺激になってしまい逆に悪影響をを与えてしまうので気をつけましょう。
リップクリームは1日に何度も塗りなおさなくても大丈夫です。
基本的に1日に2、3回も塗れば効果はありますし、左右に塗るのと同様になんども塗る事によって唇に刺激を与えてしまうので塗りたい気持ちをぐっと抑えるようにしましょう。
皮がむけてしまった時などはどうしても塗りたくなってしまいますが、むけた皮は死んでいる皮膚のようなものなのでその時点でリップクリームを塗っても意味はありません。
また使用するリップは医薬品のものがおすすめです。
私も唇荒れに悩んでたのですが、こちらの資生堂製のモアリップを使ってからはかなり状態がよくなりました。
唇を集中ケアする方法
唇を集中的にケアをする方法としては「ワセリン」と「はちみつ」を1:1で混ぜたものを唇に塗り、
真ん中に空気を吸うための穴をあけたラップで3分ほど覆う方法がおすすめです。
ちなみにワセリンの原材料は原油です。
手荒れや手のヒビやあかぎれの時などにもよく使われているように乾燥してしまった肌に油分で保湿してくれます、
その保湿効果は唇にももちろん効果あるので有効に活用しましょう。
またはちみつは粘膜の荒れに効果があり、血行も促進してくれて更には殺菌作用もある非常に優れたパックとなってくれます、このふたつの組み合わせを毎日行うことで乾燥した冬でも唇荒れからしっかりと予防できるので是非試してみてください。
黄色ワセリンと白色ワセリン
ワセリンには大きく分けて黄色ワセリンと白色ワセリンがあります。
どちらも同じ原油が原料ですが、違いは簡単にいうと黄色ワセリンの方が不純物が多くて白色ワセリンの方が不純物が少ないといったものです。
そこまで大きな違いはないのですが、もしアトピーや敏感肌など肌や唇などが弱い方は白色ワセリンを使用する事をおすすめします。
ワセリン自体は安価で手に入る上に唇以外に肌にも効果がるので1つもっておけば非常に有効に使えます。
唇荒れを食事で改善
体はもちろん口周辺の冷えからも唇が荒れる原因の一つとなります。
冷たいものを飲む事によって当然口が冷えてしまうので、対策の一つとして暖かい飲み物を口に含みしばらくしてから飲み込むといいでしょう、その時に同時にリップクリームを塗ると更に効果的です。
栄養不足でビタミンB群(B2、B6)やビタミンCが足りないことで唇が荒れる原因となります。
これかの栄養素は以下の食品に多く含まれているので出来る限り取り入れていきましょう。
- 牛レバー
- 豚レバー
- 鶏レバー
- うなぎ
- 魚肉ソーセージ
- 納豆
- 焼きたらこ
- 焼き海苔
- にんにく
- 唐辛子
- ピスタチオ
- まぐろ
- カツオ
- いわし
- 焼き海苔
- 赤パプリカ
- 黄パプリカ
- パセリ
- ピーマン
- 柿
- キウイ
- いちご
サプリメントなどでも手軽に取れるビタミンですが、サプリメントと天然の食品で取るのとでは吸収率が全然違います。
なるべく天然の食材から唇に対する栄養素を取るようにしていきましょう。
唇を綺麗にするまとめ
私自身も小さい頃から唇がよく荒れていて冬にはよく皮がむけていたりしました。
その度にその皮をむいたり唇にヒビが入って出血したりしてたのですが、毎日数回のリップと時々ですがワセリンとはちみつで唇をケアすることで直ぐに改善することが出来ました。
経験上では肌荒れなどとは違い唇荒れはしっかりとケアを行う事で即効性の改善が見込めますので、もし今使っているリップに効果がなかったりするのであれば私も使用しているリップクリームを試してみてください。